コロナウィルス感染症の影響でオンライン稽古となっています。
徐々に参加者が増えています。
保育園・幼稚園の年中さんから空手を始めた白帯から一般の方まで熱心な空手ファンの参加でとても元気をいただきます。
空手をしていない一般の方や学校の先生が、当道場のオンライン稽古を見ると良い意味で驚きます。
格闘技でオンラインという事でなく、練習生の集中力と真面目さにです。
当たり前ですが、普段の道場稽古と違い指導者から受けるプレッシャーは数段に違います。
道場では、白帯から色帯、色帯から黒帯に昇級していく過程で、大小さまざまな壁を乗り越えます。
どの習い事でも同じですが、入会した人全員が続けていくことはありえません。
特に黒帯になるという事は並大抵ではありません。(他の道場ではわかりませんが)
子供の場合は自分の気持ちというよりも、子供に対する親の気持ちと信念が強くあるかどうか。
一般の方の場合は、いかに習うきっかけとなった(謙虚な)自分の気持ちを、継続できるかどうかだと思います。
話は戻りますが、小さい幼稚園のお子さんでも道場に通いだして3か月を過ぎるころから変わり始めます。
周りの先輩が稽古に対して真摯に向き合い、笑顔の中にもけじめのある稽古の雰囲気を感じ始めるためです。
更に3か月経過し6か月を過ぎるようになると大きく変わり始める人(子)と、なんとなく最初の気持ちがなくなる人(子)に分かれます。
子供の場合はそれでも親が続けさせますので、ここを乗り越え更に大きく成長していきます。
ブログで書きたかったことは、そんな通常の道場稽古の雰囲気がオンライン稽古でも当たり前のように続いているという事です。
オンライン稽古が始まった頃、『今までの道場稽古と違って、家で稽古をするのだから自分でしっかりやらないと上手にならないよ』と伝えました。
だとしてもこんなにもオンライン稽古で集中できるとは・・・・。
あらためて今後の成長に期待を膨らませております。
東京でも新型コロナウィルス感染症の自粛期間が明けようとしています。
これまでの自粛が無駄にならないように、道場では更に慎重に判断をしていきたいと考えています。