Karate mama tomo’sブログ

東京都強化セミナー 組手・形

2020-01-14

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こんにちは。

昨日、辰巳の全日本空手道会館において
渡辺大輔選手(組手)と本一将選手(形)の
セミナーがおこなわれました。

組手の渡辺大輔選手は、真美先輩が空手で悩んでいた時
こんな言葉をかけてくださったそうです。

”俺もがんばっていても、結果で納得いかないことが
たくさんあったけど、でも、ずっと続けて・・



だから、いまは休んでもいいから・・・
戻ってこいよ。”

同じ東京都強化稽古の帰りの会話だったそうですが
その話を聞いた時に、先輩としての経験からの
慰めでもない言葉で涙があふれてきたそうです。

セミナーの後、今度5年生になる子が
本選手について聞いてきたので
”だれよりも稽古してる選手だよ”
と、まみが答えると

今度は、またその子が
ズボンを半分だけ履きながら、まみを見上げて

”大輔先輩は、まみちゃんがいってることと同じこといってた!”
組手でまみちゃんがいつも言ってることと
同じだったよ~”
と、元気にいいました。

  • (o_ _)o・・・

”そう思うなら、今度からはもっとちゃんときいてよ。”と
苦笑いしながら言っていました。

形についての最後の質問のときは
とにかく基本を大切に。ということでした。

白帯から、基本をしっかりしてきているので
黒帯になるときには基本通りの
形できてきているはずですが

(・∩・)?アレ??

どうしたことか、黒帯になり
いろんな情報が簡単に見れるようになった影響なのか
ちょっと余計なことを思ってしまうのか
基本が基本でなくなっていくことがあります。
その上にスピード、力強さ、緩急などは
稽古量だと先生はいつも言っていますよね。

指導者の言葉を信じて、そのままにやってみること。”

親が指導者になってしまわないとこ。
稽古のときに先生の話を聞けない子になります。

先生から
”話きいてるか?”
”どこみてんの?”
”今言っただろう?” ...など
そんな時は要注意です。   (・д・)ノなのだ!!

休憩時間などに
親は熱心さのあまり、形や組手の指導?!を
してしまうのかもしれませんが
おなじことをいっているようでも
伝わるニュアンスが違います。

白帯ならまだ親の理解くらいで
空手のことをいっても、つたわる言葉は
大差ないかとおもいますが

その習慣を白帯、色帯、茶帯…と続けていくと
子供は先生の話を聞かなくても
親が言ってくれる!になります。

これって、積み重なると怖いことになっていくんです。
(゜ロ゜ノ)ノ ヒィィィィ!

で・・・
親はなにをするのかというと
みていることです。
親も話を聞いていることです。

1部で先生が話すとこは、大切なことが多く
この時間に毎回いるのは数人の黒帯の親です。

黒帯だからいるのではなく
そのお母さんたちは白帯の時からずっといます。

その時間はあとで取り返せない時間です。
今の時間はあとで取り返せない時間です。

今からでも、遅いことはありません。
選手を育てたいのであれば、強くなりたい!と
子供がおもっているなら、精一杯の応援をしてあげてください。

目標がなんであろうと
今がんばっていることに、精一杯の応援を
してあげてくだい。

・・・・番外編・・・・

東京都強化の選考会が今年も行われますが
選考会に選ばれることにも
まず基準があり、それをクリアーすること。

選考会は、そこから各学年、数名しか選ばれませんが
前年度の強化選手も選考会は受けます。
(現在、道場には5名の強化選手がいます。)

昨日、ランク付けのあった小中学生で選ばれた選手は
選考会免除になりますが、選ばれなかった選手は
再度選考会を受けることにまります。

選ばれて強化選手になると
その中での、いろんな試合に出る為の
選考会があります。

道場だけではない環境のなかで
選手や親が学んでいくこと、経験していくことが
たくさんあります。

”類は友を呼ぶ”

良い意味でも悪い意味でも用いられることばですが
考え方は友により
影響されるのはあると思います。

選手に対しては
いつもぶれない言葉で
”先生ならなんていうんだろう”と
考えて声をかけてほしいです。

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