こんにちわ!
試合を控える子供たち、親御さんに届けばいいなぁと思い、ブログを書きたいと思います。
最近、稽古で毎日のように怒られている子供たちは、「なんでこんなに怒られるのだろう」「頑張っているはずなのに…」と思っているかもしれません。
もちろん、先生や私もみんなが頑張っていることは十分わかっています。
でも、「勝つ」ということはみんなが思っている以上に難しく、負けて後悔して欲しくないからこそ厳しい指導をしています。
”まだ子供だから、波があっても仕方ない…”そう考えることも出来ますが、それでも同学年で日本一になる子が必ずいるのだから、“子供だから仕方ない”そんなこと言っていられません。
では、勝つためには何が大切だと思いますか?
まず、一番大切なのは稽古量です。
ただ稽古時間が多ければいいという訳ではありませんが、稽古量はとっても大切で、勝つ子は必ずたくさん稽古をしています。
みんなの中にもたくさん稽古をしている子がいて、それでも勝ち切る事が出来ないのはなぜか?
それは、勝つ選手に比べて「自分に勝ちたい」という気持ちが足らないからです。
「昨日の自分より、必ず上手くなってやる!」
「今日の稽古で必ず強くなってやる!」
そう思って稽古に来ている人はどれくらいいますか?
「今日は怒られないように頑張ろう」
そう思って稽古に来ていませんか?
毎日「自分に勝つ」ことを考え妥協せず稽古をしていれば、どんな稽古であっても手を抜かないはずだし、一回注意されたことはしっかりと直して稽古にくるはずです。
みんなはどうですか?
そういう地道な積み重ねが大きな差となり、大きく結果が変わってきます。
試合に勝ったから良い、負けたから悪いという単純なことではなく、勝ち方や負け方の背景があってこそ、勝つ喜びや負ける悔しさを感じることが出来ます。
「自分に勝つ」ことが出来ない人が、必死に勝とうとしてる相手に勝つことなんて絶対に出来ません。
「頑張っているのに…」と自分で自分を評価するのではなく、まずは自分に勝つことに徹底的にこだわって、もっともっと必死になってください。
そうすれば必ず、結果がついてきます。